Contact

Business

事業案内

WALK ALONGSIDE DEVELOPMENT

伴走型開発
〜私たちが大切にしてきたこと〜

業務システムは、完成した瞬間だけで価値が決まるものではありません。
現場で使われ、改善され、企業の中に定着して初めて、 働く人やお客様にとって意味のある仕組みになります。
私たちが考える伴走型開発は、システムを納品することだけではなく、
お客様の目的、業務、現場、導入後の変化まで一緒に見つめる開発の進め方です。

伴走とは?

伴走とは、相手の横を走ることです。先に行って引っ張るだけでも、後ろから指示を出すだけでもありません。
相手の速度を見ながら、同じ方向を見て、必要な場面では声をかけ、迷った場面では一緒に立ち止まる。
そのような関わり方が「伴走」という言葉の持つ本来のイメージに近いと考えています。

業務システム開発における伴走も同じです。
お客様から言われた機能をそのまま作るだけではなく、なぜその機能が必要なのか、どの業務を良くしたいのか、
現場で使い続けられる形になっているのかを一緒に確認します。

中小企業支援の文脈でも、経営課題がまだ明確ではない企業に対して、
課題分析やチーム支援を通じて課題解決を後押しする考え方が示されています。
つまり、伴走型支援とは「答えが決まっている人に手順だけを渡す支援」ではなく、
「答えを見つける前の段階から一緒に整理する支援」と捉えることができます。

私たちの伴走型開発も、そこから始まります。業務改善をしたいけれど何から始めればよいか分からない。
AIやDXという言葉は気になるけれど、自社に本当に必要か判断できない。
現場から不満は上がっているが、どこを直せば効果が出るのか分からない。
そのような段階でも、まずはお話を聞き、業務の流れを整理し、必要な仕組みを一緒に考えていきます。

伴走とコンサルティング・コーチング支援の違い

「伴走型支援」という言葉は、広い意味を持つ言葉です。
サービス提供者によって、経営支援を指す場合もあれば、人材育成、営業支援、IT導入支援を指す場合もあります。
そのため、伴走型支援という言葉だけで、支援内容が一つに決まるわけではありません。

一般的なコンサルティングは、課題を分析し、改善策や戦略を提案することに強みがあります。
専門家として外から状況を見て、何をすべきかを整理する役割です。
コーチングは、質問や対話を通じて、相手の中にある考えや答えを引き出すことに重きを置きます。

私たちが考える伴走は、そのどちらか一方だけではありません。
必要であれば課題を一緒に整理し、提案もします。お客様の中にある目的や不安を言葉にするために、問いかけもします。
そして、それを実際の業務システムとして設計し、開発し、導入後の改善まで関わります。

支援スタイルの比較
支援スタイル 得意な役割 特徴
コンサルティング 課題分析や解決策提案に強い支援。 課題の解決に焦点を当てている
コーチング 対話を通じて、
相手自身の考えや答えを引き出す支援。
課題に対し問いかけながら、
当人達に解決させる。
INWCの考える伴走型支援 課題の発覚から、業務のあるべき姿、
目指す将来像まで考える。
その時だけでなく、会社の成長についていける進化する支援。

当社にとっての伴走とは、お客様の横に立ちながら、ときには技術者として具体案を出し、ときには現場の声を聞き、
目的や状況に合う最適な進め方を共に探すことです。

伴走型開発を選んだ理由

イノベーションワーキングカンパニーは、2014年の設立当初から、
ただシステムを作る会社ではなく、お客様の目的に向き合う会社でありたいと考えてきました。

当社には「世界中の人に『ありがとう』を言われる言える会社にしよう!」という企業理念があります。
これは、単に感謝されたいという意味ではありません。自分たちの仕事が誰かの役に立ち、お客様の事業や働く人の毎日に良い変化を生み、
その結果として心から「ありがとう」と言っていただける仕事をしたいという考え方です。

その理念を受託開発で実現するためには、「作って終わり」では足りません。
納品したシステムが現場で使われなければ、どれほど立派な機能があっても意味がありません。
導入したあとに使いづらさが見つかることもあります。運用が始まってから、次に活用したいデータや、新しく見えてくる課題もあります。

だからこそ、私たちは初回相談から要件定義、設計、開発、テスト、導入、保守改善までを一つの流れとして捉えています。
お客様の目的を効率的かつ高品質なサービスにつなげるために、提案型の開発を行い、導入後も状況に合わせて改善していく。
その姿勢が、私たちにとっての伴走型開発です。

伴走型開発が提供する、業務システム以上の価値

現在は、必要になったタイミングで導入できるパッケージシステムが数多くあります。
少し詳しい人であれば、ノーコードやローコードのサービスを使って、簡単な業務システムを作ることもできます。
小さな課題に対しては、それらの選択肢が非常に有効な場合もあります。

それでも、パッケージやノーコードサービスだけでは届きにくい領域があります。
それは、企業ごとに異なる業務の流れ、部署ごとの事情、現場で定着している暗黙のルール、
将来的に使いたいデータ、導入後に発生する改善要望まで含めて考えることです。

伴走型開発が提供する価値は、単に「欲しい画面を作ること」ではありません。
業務のどこに時間がかかっているのか、どこでミスが起きやすいのか、どの情報が誰の手元に閉じているのか、
将来的にどのデータを経営判断や業務改善に使えるのかを一緒に整理します。

  • 業務の整理現場の作業、Excel、紙、既存システムを含めて、
    業務の流れを見える化します。
  • 現場への定着実際に使う人の負担や迷いやすい操作を考慮し、
    使い続けていただける形を目指します。
  • データの活用システムを導入して終わりではなく、
    蓄積されるデータを次の改善に使える形にします。
  • 運用後の改善使い始めてから見える課題にも向き合い、必要に応じて改善します。

業務システムは、会社の仕事の進め方に深く関わります。
だからこそ、技術だけではなく、その技術を使う人、働く人、企業が大切にしてきたものを見つめる必要があります。
私たちは、人間性と技術の両方で、お客様のより良い未来づくりに向き合います。

伴走型開発の不得意分野

伴走型開発は万能ではありません。正直に言えば、向いていない場面もあります。

たとえば、目先の課題だけをできるだけ早く解決したい場合は、既製品の導入のほうが適していることがあります。
勤怠管理、会計、顧客管理など、すでに多くの会社で共通して使われている領域だけに限定するのであれば、
パッケージを選んだほうが早く、費用も抑えられる場合があります。

伴走型開発では、導入後の運用、収集したデータの二次利用、現場の方が使いやすいデザイン、
既存業務とのつながりまで考えて開発します。その分、単に既製品を入れるよりも検討や設計に時間がかかることがあります。

また、社内で課題も解決方法も明確で、すでに十分な解決能力がある場合は、伴走型開発の価値を強く感じにくいかもしれません。
その場合は、仕様に沿って短期間で実装する開発会社や、社内での内製化が適していることもあります。

私たちの伴走型開発が特に向いているのは、単純なシステム作成よりも、
凝り固まった問題を解きほぐし、再び絡まないようにする必要がある場面です。
業務のどこに問題があるのか分からない。
部門ごとに見ている景色が違う。
現場に使ってもらえるか不安がある。
導入後のデータ活用まで見据えたい。
そのようなときに、私たちは力を発揮できます。

まとめ

伴走型開発とは、お客様の横で、目的、業務、現場、技術、導入後の改善まで一緒に考える開発スタイルです。
伴走型支援という言葉は広い意味を持ちますが、
私たちにとっての伴走は、ただ話を聞くことでも、ただ助言することでも、ただ作ることでもありません。

お客様の課題が明確でない段階から業務を整理し、目的に合う形を見極め、システムとして形にし、使いながら改善していく。
今の状況に合った最適な選択肢を共に探し、長く価値が続く形へ整えていくことまで含めて、私たちは伴走型開発だと考えています。

「今の業務を、もう少し良くできないだろうか」「社員がもっと力を発揮できる環境をつくれないだろうか」。
その問いを持つことが、未来へ向けた最初の一歩です。私たちは、その一歩を踏み出すお手伝いをしたいと考えます。

受託開発の具体的な進め方を見る

伴走型開発を前提に、相談から開発、導入後の保守改善まで
どのように進めるかを受託開発ページで紹介しています。

受託開発部紹介はこちら